青春館を歴民(松坂城跡)へ移設 小津安二郎監督の顕彰施設

2020年7月10日(金) 20:45

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200710小津青春館

大正から昭和初期の映画館を再現した現在の青春館=愛宕町で

 松阪市は9日、松阪市で青春時代を過ごした日本映画界の巨匠・小津安二郎監督(1903~63年)を顕彰する事業の拠点を、愛宕町の小津安二郎青春館(佐野洋治館長)から殿町の市立歴史民俗資料館(歴民)に今年度中に移設すると明らかにした。観光客が多く訪れる歴史民俗資料館を新たな拠点として今まで以上に情報発信していく考え。

 小津監督は、江戸店持ち松阪商人・小津与右衛門家の分家に生まれた。生まれは東京深川だが、「子供を育てるのは田舎の方がいい」という父の考えで1913(大正2)年に松阪市愛宕町に母親らと転居。飯高町宮前で代用教員をした22(同11)年と23年を含め青春時代を松阪で過ごした。
 小津安二郎青春館は、小津監督生誕100年を記念し、地元ファンの熱望を受け佐野家が所有する小津家跡の一角に市が建物を借りる形で、昔の映画館のような雰囲気に

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200710歴民

移設先となる市立歴史民俗資料館=殿町で