北朝鮮の噴水「見やすく」 茂みの中、長年水無し 松本氏質問に松名瀬総務部長

2020年6月30日(火) 20:22

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200630市役所の北朝鮮帰国者寄贈の噴水

木に囲まれ、のぞき込むなどしない限り見えにくい噴水塔。てっぺんに星型の飾りがある=市役所で

 松阪市は29日、終戦後に北朝鮮へ帰国した人たちが記念として市役所敷地に設け寄贈した噴水塔が、長い間水が出ないままになっていることについて、修理して機能を取り戻すことはせず、現状のままとしたい考えを示した。ただ、見えやすいよう周囲を囲んでいる木を剪定(せんてい)するという。松名瀬弘己総務部長が同日午前10時に再開した市議会6月定例会の松本一孝氏(松政会)の一般質問に答えた。

 戦時中に強制連行などで朝鮮半島から多くの人が日本に連れて来られ、松阪市内にもかなりの人数が住み、終戦後、朝鮮半島が南北に分断されると、北朝鮮籍と韓国籍に分かれた。市役所前の噴水は、松阪市在住の北朝鮮籍の人たちが1959(昭和34)年の帰国第一船の出航当時、記念に市に寄贈したもの。
 場所は市役所前の駐車場の、歩道に近い部分にある緑地帯の中。旧庁舎時代の庭に、直径3㍍、深さ約60㌢の……続きは本紙で