伊勢芋「全量出荷」が目標 相可高校生産経済科 2㌘、4㌘の小片から種芋作り

2020年6月25日(木) 20:42

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200625相可の伊勢芋計画

新設された施設内で、芋が植わったトレーを並べる生徒ら=多気町相可の相可高校総合農場で

 多気郡多気町相可の県立相可高校(吉川秀明校長)生産経済科の生徒有志たちが、同校総合農場に新しくできた密閉型栽培施設で、これまでになく小さく分割した伊勢芋から種芋を作るための新技術確立を目指す「伊勢芋プロジェクト」に着手した。同校はこれまでにも、農家で栽培に十分使える80㌘前後の種芋を、10㌘に切った芋から作れるようになっていたが、今回は4㌘や2㌘に切った芋から作ることに挑戦する。農家が種芋用の芋をほぼ残さなくてもいいようにするのが目標。

 地域での伊勢芋生産振興の課題として、▼収穫量の3割を種芋にするため全量を出荷できない▼芽かきや敷きわらといった作業の機械化ができない▼新規就農が少ない――が挙げられ、最初の二つの課題を克服すれば新規就農を増やすことにつながると考えられている。そこで同校では、一つの伊勢芋を細かく切る細分割をして多くの伊勢芋を作る研究に長年……続きは本紙で