渡線橋整備の調査設計へ 櫛田町の県道松阪環状線 10年止まった事業ようやく動く

2020年6月20日(土) 20:42

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200620松阪環状線の事業、動く

この先の県道鳥羽松阪線までの間に214㍍、片側1車線、両側で2車線の渡線橋を建設する計画=櫛田町で

 松阪市下七見町の県道伊勢松阪線と豊原町の県道鳥羽松阪線を結ぶ県道松阪環状線の整備事業で、県は本年度、近鉄線路をまたぐ櫛田町の渡線橋の調査設計にかかる計画で、現在近鉄側との協議を進めている。1988(昭和63)年度の着工から32年、ようやく渡線橋の建設に向けた着手となる。

 この事業は、伊勢松阪線と鳥羽松阪線の二つの県道をつなぐ全長2・5㌔の道路を建設するもの。周辺道路のネットワーク化による市街地の渋滞解消や、踏切付近の交通量を減らすことなどが目的。全体計画事業費は約21億4千万円。
 早期整備が望まれながら、用地買収の難航などで2006(平成18)年から10年ほど工事がストップしていた。現在約1・6㌔が供用を開始しており、昨年度末までの事業進捗(しんちょく)率は41・2%。開通の目標は27(令和9)年度だが、県松阪建設事務所は、予算の付き方次第でどうなるか分からないとしている。
 近鉄線路を越える渡線橋は214㍍で、片側1車線幅7㍍の車道の片側に歩道が付く。概算で

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