武四郎さんと旅気分 筆記用具や奉納鏡など42点 記念館で企画展

2020年5月20日(水) 20:14

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200520武四郎の企画展

展示会場でひときわ目を引く京都の北野天満宮に奉納した北海道などが描かれた大鏡の拓本=小野江町の松浦武四郎記念館で

 「武四郎と一緒に旅をする気分を味わって」――。松阪市小野江町の松浦武四郎記念館(多賀幸子館長)は「旅に生きた武四郎」展を開いている。生涯、全国を旅して残した覚え書き帳や旅道具を紹介するもので、7月12日まで開くが、5月31日までは県内在住者のみの入場になる。
 武四郎が生まれ育った同町内の実家は伊勢街道沿い。全国からお伊勢参りに訪れる旅人たちの熱気を肌で感じて育ったことから、自身も旅に憧れを抱いていた。13歳のとき、江戸後期の漢学者で伊勢津藩士の平松楽斎(ひらまつ・らくさい、1792~1852年)の塾で学んで知的好奇心を養い、「いつか外の世界を見て名を成したい」と思っていた。16歳で江戸へ行き、木などに印を彫るてんこくを習った。その後、16歳から……続きは本紙で