今年は初の予約販売 嬉野島田町特産のビワ 「3密」避ける

2020年5月19日(火) 20:09

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200519島田ビワも3密避ける

初めての予約販売に向けて、島田ビワの出来を一つずつ優しく確認する本多会長=嬉野島田町で

 昨年は不作で、直売所を開けなかった松阪市嬉野島田町の特産品・島田ビワは、今年も収量は少なくなりそうだが、予約で販売することにした。
 島田ビワは「茂木」「田中」「大房」の3品種あり、他の産地のものと比べて、たっぷりとした果汁と濃厚な甘みと香りが特徴で、昔からおいしいと評判。一般には流通せず、収穫の時期だけ、地元農家でつくる「島田びわを育てる会」(本多敏之会長、12人)が直売所「兄弟市(おとといいち)」を開いている。例年、多くの人が買い求めに訪れ、開始後約30分で完売する盛況となる。
 しかし、農家の高齢化に加え、昨年は天候に恵まれなかったり、シカやカラスなどによる食害が大きく不作に。市を開くほど収穫できなかった。
 本多会長(67)によると、今年は例年並みの大きさだが、量は期待できない状況だという。それでも2年連続で市を中止したくないという思いを持ち、一人でも多くの希望者に味わってもらいたいと考えていた。
 その矢先に、新型コロナウイルスの感染が拡大。「3密」を避けなければならないという状況と重なり、そこで考え出されたのが予約販売だった。
 5月末から6月中旬まで収穫……続きは本紙で