国内最高齢の熊かも ふるさと村のホクト 山口県の園の32歳の熊の死で

2020年3月19日(木) 20:58

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200319「きっと日本一」五桂のクマ

展示室の天井を仰ぎ見るホクト。通常は見ることができない場所から撮影=多気町五桂で

 多気郡多気町五桂の五桂池ふるさと村の動物園「花と動物ふれあい広場」のヒマラヤグマのホクトが、国内で飼育されている熊の中で最高齢になった可能性が出てきている。今月初め、最高齢だった山口県の熊が32歳で死んだため。日本動物園水族館協会(東京都台東区)などによると、ホクトは、同会に加盟の園のどのヒマラヤグマより長寿と判明したが、未加盟の施設のことは分からず「日本一」かどうかは分からない。活発に動きまわるなどピンピンしており、ふれあい広場では「きっと日本一」の看板を付けようかと話している。

 ヒマラヤグマは、イランからパキスタン地方、中国や朝鮮半島、日本などに分布。胸に三日月型の模様があり、アジアクロ熊、ツキノワグマとも呼ばれる。寿命は約20年から約25年とされる。
 園の資料によるとホクトは1992(平成4)年度に3歳で〝入園〟した。誕生日や出生地は不明だが31歳か32歳。河野義幸園長(41)は退職した職員から「神戸辺りの園が飼えなくなり、引き取ったらしい」と聞いた。体長2㍍超で体重は100㌔台。穏やか、温厚で「園のおじいちゃん的な存在」。
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