
手際よく寿太郎温州ミカンの選果を進める女性ら=笹川町のJA松阪笹川選果場で
JA松阪(山本清已代表理事理事長)のJA松阪高糖系みかん部会(小林博史部会長)は、糖度や酸度が他より高く濃厚な味わいが特徴の寿太郎温州ミカンの出荷を12日から松阪市笹川町の笹川選果場で始めた。
寿太郎温州ミカンは、青島温州の枝変わりから育成された品種。同JA管内は県内唯一の産地で、伊勢寺地区を中心とした8戸の生産者が約4㌶で栽培している。12月に収穫し、酸を少なくして糖度を上げるために貯蔵庫で約3カ月熟成させる。毎年、全国的にミカンの出荷が少なくなる2月から出荷を始め、消費者の需要………(続きは本紙で)