塀の柱跡が新たに11カ所 斎宮跡発掘調査 飛鳥時代の解明へ着々

2019年12月10日(火) 20:19

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191210斎宮跡の発掘調査

新たに発掘された塀の跡。予想通りの方向に続いているという=明和町竹川の斎宮跡で

 多気郡明和町竹川の国史跡・斎宮跡で本年度行っている発掘調査で、昨年度調査で見つかった飛鳥時代の方形区画の塀の続きと思われる柱列が見つかっている。また、脇殿の可能性もある建物の柱跡の続きも見つかっている。記録上の初代斎王・大来皇女(おおくのひめみこ)の宮殿跡の発見が期待されるが、今のところ正殿と思われる建物跡は見つかっていない。調査は来年2月末まで。
 調査地は史跡西部の飛鳥時代の斎宮中枢域。昨年度調査で、区画の北東コーナーと思われる直角に折れた約10㍍×約8㍍の塀跡が見つかったことで、過去に見つかっている2カ所の塀跡に連なる東西方向約40㍍、南北方向約60㍍以上の方形区画があったことが明らかになった。塀に囲まれ、重要な人物が生活や執務を行った場所の可能性もあることから、初代斎王に……続きは本紙で