トンネル活用法探る 蓮ダム建設時の工事用

2019年10月30日(水) 20:28

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191030蓮ダムのトンネル

28年間閉ざされたままだった工事車両用のトンネル。100㍍以上の奥行き=飯高町森で

 松阪市飯高町森の国土交通省蓮ダム管理所は、恐らく28年間開けられたことの無かったダム建設時の工事用のトンネル2本を、11月10日に同ダムなどである香肌峡ふれあいフェスティバルin蓮ダムの日に一部初公開する。ダンプカーなど工事用車両が通るために設けたものと、蓮川の水が工事現場に流れ込まないよう迂回(うかい)させるためのバイパストンネル。水源地の活性化のため活用できないかと、昨年12月に森隆好所長が開けた。このトンネルを活用する人も探している。

 

 蓮ダムは1959(昭和34)年の伊勢湾台風を機に建設が計画され、74(昭和49)年度に建設事業に着手。830億円の巨費を投じ91(平成3)年に完成した。
 ダム建設工事では、基礎掘削、コンクリート打設のため、現場に川水が流れ込まないようにする仮排水路用の幅約7㍍のものと、ダンプカーが行き交える幅約9㍍の2本のトンネルを造った。共に全長330㍍。ダム湖に水をためる前に、中央部約40㍍にわたりコンクリートを流し込んでふさいだため、下流側の約100㍍以上がその後閉ざされた空間になった。
 ダムをもっと多くの人に知ってもらい、水源地を……続きは本紙で