バカ貝漁の出漁停止 明和町大淀甲 千葉停電で加工業者が冷蔵庫使えず

2019年9月12日(木) 20:06

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190912大淀でバカ貝漁を停止

4年ぶりのバカ貝漁が、関東の台風災害で思わぬ出漁停止となっている西村さん=明和町大淀甲の大淀漁港で

 9日に関東地方に上陸した台風15号による千葉県を中心とした大規模停電の影響で、遠く離れた多気郡明和町大淀甲の大淀漁港の漁師たちが、11日から3日間、バカ貝漁の出漁を停止する事態になっている。千葉県の加工業者がバカ貝の保管や加工をできなくなっているため。漁師たちは「まさか自分にも影響が来るとは」と驚きつつ、千葉県で電力が復旧するのを待っている。

 

 台風15号の影響による千葉県の大規模停電は長引いており、全面復旧は13日以降になる見通し。9日午前8時のピーク時には約64万戸に及び、自然災害では東日本大震災以降で最大級。熱中症とみられる症状で少なくとも2人が亡くなり、避難所で過ごす人たちの疲れと不安も高まっている状況。
 大淀漁港からバカ貝漁に出る漁師は、大淀、下御糸、伊勢市村松の12軒。3、4、5月がピークだが2015(平成27)年以降不漁で、今年は5年ぶりに採れて市を週5日間開けるように……続きは本紙で