家畜の餌用玄米を屋外で楽に保管 県農業研究所が開発 二重袋でカビや害虫防ぐ

2019年8月21日(水) 20:09

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190821飼料用玄米の保存法開発

フレコンの中に、玄米を入れたポリエチレンの袋を入れ、二重構造にすることで屋外保管が可能に(県農業研究所提供)

 松阪市嬉野川北町の県農業研究所(後藤健治所長)はこのほど、ポリエチレンなどの化学繊維でできた袋を活用し、飼料用玄米を屋外でも1年間保管できる技術を開発した。常温でも、カビや害虫の発生を防ぐと注目を集めている。
 作物を栽培する耕種農家と畜産農家が直接取引を行う場合、一年分の飼料用米を置く場所などに困っていることを受け、同研究所では屋外で保管できる方法を2015(平成27)年から研究してきた。
 従来だと、1300㍑の袋に、もみ米800㌔(玄米換算で600㌔)を入れて保管していたが、開発した方法では、玄米を約1㌧入れることができる。保管スペースは4割ほど削減、場所の確保や整備、資材代などは5割ほど減るという。
 保管法は、約1㌧の玄米が入るフレキシブルコンテナと呼ばれる袋の中に、水分量を12%まで下げた玄米を入れた厚さ0・15㍉のポリエチレン製の袋を入れて二重構造に……続きは本紙で