築城期?の石の水路出土 松坂城本丸石段の発掘調査

2019年7月30日(火) 20:26

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190730松坂城跡の発掘調査

既存の水路の下から並んで見つかった石。水路の底石とみられる。築城期のものの可能性もある

 松阪市殿町の国史跡松坂城跡の本丸上段と本丸下段の間の石段で行われている発掘調査で、コンクリートで固められた水路の下から、水路の底面とみられる石が並んで見つかった。年代は不明だが、蒲生氏郷が築城した1588(天正16)年当時の物の可能性もある。また、すぐ近くから、昭和中期まで本丸にあった南龍神社の鳥居の足元の石も出て来た。調査は園路整備に伴うもので、8月9日までの予定。

 

 石段の段差が高く歩きにくいことから、土の風合いを持つ土系舗装にして段差を低くし、手すりを設置する計画。国指定史跡のため文化庁に届け、事前発掘調査を行う必要がある。結果により、整備内容の見直しや検討もあり得る。
 今回の調査範囲は水路や石段の計約23平方㍍の予定で、石段の構造や構築時期、建物痕跡の有無などを把握するのが目的。24日から市文化課と市文化財センターが行っている。
 本丸上段から石段を少し降りた場所の右端を長さ2㍍にわたって掘ったところ、30㌢下から縦に……続きは本紙で