早期復旧へ発災前から連携 台風などでの大規模な停電 中電と地元の電気工事会社

2019年7月25日(木) 20:27

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190725中電などの合同演習

伝票の地域ごとに、修理業務を振り分ける引込センター幹部と中電職員=垣鼻町の松阪営業所で

 昨年の台風で、中部電力㈱ネットワークカンパニー三重支社松阪営業所(成瀬猛司所長)の管内(松阪市、多気郡3町、度会郡大紀町)で大規模な停電が発生し、復旧に最長1週間近くかかったことを受け、同営業所と管内の配電線引き込み業者81社が加盟する合同会社南勢電気引込工事センター(代表社員=角谷徹三協電工社社長)が、早期復旧体制の構築に乗り出した。発災前から復旧要員確保のため具体的な動きを始めるもので、中電管内でも初の試み。24日に初の合同演習を行った。

 

 昨年の台風では、同営業所管内の3万7200戸が停電した。復旧作業では、地域全体の停電の原因となる高圧線の断線などを直した後、家庭や事業所で引き込み線の断線や電気器具の水没などが原因の停電修理に掛かる。昨年は、家庭や事業所を回る人員が不足し、1週間近く停電した家もあった。中電は同センターに応援を依頼したが、約10年ぶりの事態で円滑に進まなかった。
 しかし課題、教訓が明確になり、両者で自然災害時の連携体制を強化することにした。
 具体的には▼情報連携の強化=従来は発災後に中電から……続きは本紙で