1者が買い取り希望 本居宣長の高弟・藤井高尚旧邸 解体の危機は回避か

2019年6月11日(火) 20:09

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190225藤井高尚旧邸

老朽化し譲渡先が見つからなければ解体の可能性もある藤井高尚旧邸=岡山市で

 松阪市出身の国学者・本居宣長の高弟で岡山市北区吉備津出身の国学者・藤井高尚(1764ー1840年)の旧邸を所有する岡山大学は、公募で買い取り希望のあった1者と現在交渉を進めていることを、10日の本紙取材で明らかにした。同大が、譲渡先を見つけられなければ最悪の場合解体の可能性もあったが、それは回避できる可能性が生じた形だ。
 高尚は、同所の吉備津神社宮司を務め、30歳で宣長に入門。全国に六、七百人いた宣長の弟子の中でも5本の指に入る高弟。歌人でもある。著書に「三(みつ)のしるべ」「伊勢物語新釈」などがある。
 旧邸は同神社門前町にあり1728(享保13)年ごろの建築とされる。延べ床面積344平方㍍の木造瓦ぶき平屋建て。以前寄贈を受けた同大が……続きは本紙で