5時代へ生き抜く元教師2人 「令和」幕開け

2019年5月1日(水) 20:11

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190501川長チカさん108歳

昔からおしゃれが好き。お気に入りのスカーフを巻いた川長さん=白粉町の老人ホーム・そんぽの家松阪で

190501井坂とく107歳

自ら名前と生年月日を書いた画用紙を手に笑顔の井坂さん

 5月1日、「令和」時代が始まった。松阪市には、近代日本黎明(れいめい)の明治に生まれ、大正、昭和、平成を生きて、五つ目の時代を迎えた女性が2人いる。白粉町の老人ホームで暮らす市内最高齢でおしゃれ好きの川長チカさん(108)と、甘い物が大好き、元気はつらつの山添町の井坂とくさん(107)の元教師2人。新時代の幕開けに、近況と各時代の思い出を聞いた。

 川長さんは1911(明治44)年1月20日生まれ。日露戦争から7年、3年後には第1次世界大戦が始まるという時代。
 徳島県徳島市出身で、兄3人、姉4人の8人きょうだいの末っ子に生まれた。同県の師範学校を卒業後、同市で小学校の教諭として5年間教壇に立った。夫・哲二さんの仕事の都合で80代前半で奈良県に移った。

 井坂さんも1911(明治44)年生まれで誕生日は9月26日。松阪市西黒部町出身、山添町在住。鮮魚店の家に兄1人、姉2人の4人の末っ子として生まれた。
 亀山市の旧制県立女子師範学校を卒業して19歳で小学校教諭となり、35年間小学1年生を……続きは本紙で