自動給水栓「すごく不便」 明和町などの稲作農家 勝手に水止まり台湾シジミの害も

2019年3月12日(火) 20:00

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自動給水装置

自動給水栓の本体(右)と水位を感知するセンサー(左)。これをセットで設置する=明和町で

 農業用水路をパイプライン化する県の事業に伴って田んぼに設置されている自動給水栓が使いにくいという声が、各地の農家から上がっている。水の管理・利用の省力・効率化が設置目的だが、大半の農家が「自動」をやめ手動で操作したり使うのをやめているという。多気郡明和町などでは、台湾シジミの死骸が詰まって水が出なくなる被害も発生している。

 

 11日の明和町議会で高橋浩司氏が問題を指摘した。自動給水栓は、パイプラインから田への配管に設置。稲の生育に応じた水位を設定するとセンサーで水位を感知し、必要な量を供給する。水圧で作動し電力は不要。県松阪農林事務所によると、県全域で使われており松阪地区では同町と松阪市、多気町のパイプラインのある田で、一部使われている。一つ6万円ほどで、国が55%、県が27・5%、町と地元が8・75%ずつ負担している。
 設置時に農家がメーカーから調整の仕方を教わるが、斎宮地区に671個……続きは本紙で