「葬送の舟」として解説 船形埴輪をテーマに3年ぶり企画展 はにわ館

2019年2月9日(土) 20:00

LINEで送る

船形埴輪

船形埴輪について説明する小林学芸員=外五曲町のはにわ館で

 松阪市外五曲町の市文化財センター(瀬古久美子所長)は9日から、「はにわ館」第2展示室で、冬季企画展「船形埴輪(はにわ)」を開いている。同埴輪が王の魂をあの世へ送り届ける「葬送の舟」としての考え方について解説している。また企画展はレプリカだが、別室の常設展には実物を置いており、一度に両方を見ることができるのは珍しい機会となっている。3月17日まで。
 2000(平成12)年、宝塚町の宝塚1号墳(5世紀前半)で出土した船形埴輪は、全長140センチと国内最大規模で、多くの装飾があるのは他に例がない。「王の権力の象徴」と捉える考え方などがあるが、今回は「葬送の舟」という見方についてパネル約30枚で紹介。同埴輪をテーマとした企画展は3年以上ぶりという。
 展示では、墳丘と造り出し部の間に……続きは本紙で