本町で鎌倉時代の集落跡を確認 松坂城下で初 山茶わん破片と柱跡

2019年2月7日(木) 20:00

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松坂城下町遺跡で初の鎌倉の遺物

多数出土した鎌倉時代の山茶わんの破片の一部

 県埋蔵文化財センター(多気郡明和町竹川)が本年度に松阪市本町で行った発掘調査で、蒲生氏郷(1556〜95)によって城下町が整備されるはるか以前の鎌倉時代(1185〜1333)の集落の痕跡が見つかった。松坂城下町の範囲で鎌倉時代の人の営みが確認されたのは初めて。時代を特定できる土器片が柱跡から見つかったことで確認できた。同センターでは「城下町ができる以前から人が住みやすい場所だったからこそ、城下町ができたのではないか」と話す。

 

 調査は鎌田踏切のアンダーパス事業に伴うもので、2008(平成20)年度に第1次を実施。今回は第8次。昨年8月8日から今年1月9日まで、県道松阪公園大口線の本町交差点から本町東交差点までと、同交差点から市道のローソン前までの片側または両側の道路端で、幅1〜2メートル、深さ1・5メートルの範囲の計約500平方メートルで行った。
 道路の下には鎌倉時代から現代まで時代ごとに土が堆積している。今回は、地表から……続きは本紙で