文化財にも被害及ぶ 台風21号 宣長旧宅や旧長谷川邸壁など

2018年9月7日(金) 20:00

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 県教育委員会は6日、台風21号で被害を受けた県内の文化財が計22件に上ったと明らかにした。松阪地域では松阪市殿町の国特別史跡・本居宣長旧宅の屋根の破風板が外れたり魚町の国重要文化財・旧長谷川邸の蔵壁の剝離や塀の瓦が飛ぶなどの被害が出た。県教委は市などと協議し応急的な修理などの検討に入る。

 

 国宝と同格とされる特別史跡・本居宣長旧宅では、南側の破風の一部が外れて飛散、一部が割れるなどした。
 旧長谷川邸では大正座敷の土塀の剝落や戸袋の破損、米蔵や西倉のしっくい壁の剝落、附・中門と中塀の瓦の飛散、庭木のマキが傾くなどした。塀については市文化課職員が、瓦がさらにずれ落ちないよう板を差し入れて応急対応している。
 殿町の県有形文化財・御城番屋敷土蔵は、棟瓦の飛散としっくい壁の剝落が起きた。壁は大小数箇所で土壁が露出した。
 県教委社会教育・文化財保護課の担当者は、文化財として維持……続きは本紙で