沢村投手の捕手だった祖父を尊敬 孫・博稔さん 名バッテリー語り継ぐ

2017年8月12日(土) 09:00

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170810沢村の捕手の孫

野球部顧問として子供たちに努力の大切さなどを伝えたいという山口さん=立野町の中部中で

 プロ野球の投手にとって最高の栄誉賞に名を残す伊勢市出身の巨人軍創成期のエース・沢村栄治投手(1917〜44年)が今年、生誕100年を迎えた。沢村投手と小学校から旧制京都商業学校まで5年間バッテリーを組んだ捕手・山口千万石(せんまんごく)さん(17〜2003年)の孫・山口博稔さん(24)=松阪市久保町=が現在、立野町の市立中部中学校(村田佳之校長、669人)で教師として働いている。平和学習では自身の身近な話として、祖父の話や、戦争で亡くなった沢村投手の話をしている。

 沢村投手は京都商在学時にベーブ・ルース、ルー・ゲーリッグら率いる米大リーグ選抜に対し好投。プロ野球でも最高殊勲選手賞を得るなど活躍したが、2度の出兵によるけがや、手りゅう弾を投げさせられたことで肩を壊し、現役を引退。44(昭和19)年の3度目の出兵で戦死した。
 山口さんの祖父・千万石さんは、沢村投手の隣町の出身…続きは本紙で