故中村さんの竹細工50点 30日まで交流館せいわで最後の展示会

2017年7月8日(土) 20:00

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中村さんの竹細工

子供たちに評判の虫などの竹細工作品の一部=多気町朝柄のふるさと交流館せいわで

 多気郡多気町波多瀬の竹細工愛好家・町勢和地域公民館講座「くすのき学園竹細工教室」の元講師で、昨年8月26日に老衰による呼吸不全のため88歳で亡くなった中村修さんの遺作展が、朝柄のふるさと交流館せいわで、30日まで行われている。
 中村さんは旧勢和村の元職員で、村史編さん作業にも加わった。竹細工の他、旅行とパソコンを趣味にしていた。
 竹細工は10代のときにおけ屋で修業した経験を生かし、退職後に「子供たちに喜んでもらえることをしよう」と、ほぼ独学で始めたもの。自宅の一角に作業部屋を設け、昆虫や動物、えと、縁起物のツルとカメなど数千点を作ってきた。素材の質感を生かすため、色は塗らず、昆虫の足の一本一本まで細かく仕上げている。
 評判が評判を呼び、ほとんどは人に譲ったり、依頼を受けての制作だったため現在は約100点のみが自宅に残っている。同教室も存続が危ぶまれたが……続きは本紙で