和太鼓作りはまり14年 元小学校教諭の出口さん 半数は学校へ贈る

2017年5月18日(木) 20:00

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和太鼓手作り

自作の器具で皮の張りを調整し、びょうをピンセットでつまんで打つ出口さん=曽原町の自宅で

 松阪市曽原町の元小学校教諭の出口孝次さん(60)は、14年前から和太鼓を手作りし、市内の小学校に贈っている。これまでに70個を作り、約半数を小学校に。3月末に退職したが、今後も贈り続けたいと考えている。
 きっかけは、旧白山町の町立家城小学校に勤務しているころに同僚に誘われ、趣味で太鼓を作っている同町の大工の作業場を見に行ったこと。
 その後保護者からもらった大木の株で夏休みに作ってみることに。どうやってくり抜くかが分からず、ドリルやのみで悪戦苦闘して作った胴を桑名市の太鼓店に持って行き、「子供たちにたたかせてやりたい」と話すと皮を譲ってくれ、張り方を教えてくれた。「世界で一つしかない太鼓が仕上がった時の感動は忘れられない」という。9月の運動会でたたく子供たちの表情はとても良かった。
 もっと作ろうと、硬い株に穴を開ける特殊なドリルやかんな、グラインダーなどの……続きは本紙で