全国唯一の博物館継ぐ 多気町の伊勢イモ歴史資料館 3代目館長に上嶋さん就任

2017年2月25日(土) 20:00

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伊勢イモ博物館長

初代館長・山口安太郎さんの著作を持つ3代目に就任した上嶋さん=多気町佐伯中の伊勢イモ歴史資料館で

 多気郡多気町特産の伊勢イモをテーマにした佐伯中の個人博物館「伊勢イモ歴史資料館」の2代目館長が昨年11月に亡くなったのを受け、3代目館長にこのほど、三疋田の元松阪市職員・上嶋豊さん(63)が就いた。
 同館は70年以上、伊勢芋の資料収集、歴史の調査などを続け「ふるさとの味 伊勢いも料理の作り方」「料理の歴史資料」「伊勢芋の文献集」の3冊を執筆した故山口安太郎さん(1911〜2006年)が、96(平成8)年に自宅の敷地内に開館した。
 現在は、松阪紀勢界隈(かいわい)まちかど博物館運営協議会(濵博之会長、33館)に所属し、伊勢芋の資料本約150点をはじめ、安太郎さんがまとめた1719(享保4)年から開館の96年までの伊勢芋の歴史のパネルなどを展示している。
 安太郎さんの没後は次男の泰生さんが館長を引き継ぎ、先代が記した本の口語化、伊勢芋料理の写真の更新による再編集、開館後約20年分の伊勢芋の歴史の検証などを続けていたが、昨年11月に急病のため、68歳で他界した。
 一時期は館の存続も危ぶまれたが、▼全国で唯一の伊勢芋の博物館であること▼安太郎さんと泰生さんの長年の研究成果など……続きは本紙で