宮殿板塀の柱穴跡発見 奈良時代の斎王解明に前進 斎宮歴博、25日現地説明会

2017年2月22日(水) 20:00

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斎宮の発掘現場

初期斎宮の宮殿を囲む板塀の柱穴跡が見つかった発掘現場。手前の物差しに沿うように奥の職員が指すところまで南北に4個の柱穴がある。柱穴跡は手前の1個から西(写真右側)へさらに2個見つかった=明和町竹川で

 多気郡明和町竹川の斎宮歴史博物館(濱口尚紀館長)が今年1月から発掘調査を進めていた竹川の国史跡斎宮跡第189次発掘調査現場で、このほど、奈良時代の斎王の宮殿を囲んだ板塀跡とみられる柱列が確認された。25日には現地説明会を行う。参加自由、小雨決行。
 発掘現場は、同館の南約500メートルの近鉄線の北側沿いの約100平方メートル。これまでの発掘調査の結果などで奈良時代に斎王の宮殿があった初期斎宮の中心地と考えられていた場所に当たる。
 同時代の斎宮は、方格地割で整然と整備された約140ヘクタールの平安時代の全盛期の斎宮と違い、面積は約2500平方メートルで宮殿を中心に家々などが点在していたと推定され……続きは本紙で