豪商貴賓室を有料貸し出し 長谷川邸の入館料も松阪市検討

2016年11月5日(土) 20:00

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長谷川邸・大正座敷

有料で一般市民への貸し出しを検討することになった大正座敷=魚町の長谷川邸で

 松阪市教育委員会は、魚町の国重要文化財・旧長谷川邸の大正座敷や離れを、使用料を払えば一般市民が借りられるようにしようと検討している。茶会や会議などでの利用が考えられ、数年以内に実現したい考え。これとともに、現在は無料の旧長谷川邸への入館を有料化することも検討する。大正座敷などの使用料、入館料とも金額など詳細の検討はこれからだが、公開のための経費や建物の維持管理費に充てる考え。
 
 旧長谷川邸は「丹波屋」を屋号とする木綿商・長谷川治郎兵衛の本宅。長谷川家は江戸時代から続き、数多い江戸店持ち伊勢商人の中でもいち早く江戸に進出して成功した。建物は同家の住宅として江戸時代中ごろから近年まで使用され、2013(平成25)年4月1日に市に寄贈された。主屋と2階建ての大正座敷(延べ189平方メートル)、離れ(110平方メートル)、大蔵、新蔵、米蔵、西蔵、表蔵の8棟が今年7月に重文に指定されている。
 うち、貸し出しを検討する大正座敷は……続きは本紙で