表門跡の石垣は半解体して修理 松坂城跡整備検討委で議論

2016年10月18日(火) 20:00

LINEで送る

松坂城跡の整備検討

間詰め石の補塡(ほてん)やネットフェンス敷設が検討されている宣長記念館と鈴屋の間の石垣を見て意見を述べる千田委員長(左から2人目)=殿町の松坂城跡で

 本年度2回目の松坂城跡整備検討委員会(委員長=千田嘉博奈良大学学長、5人)が、17日午後2時から殿町の第一公民館であり、樹木伐採や石垣保存修理計画について協議した。表門付近の石垣は、上に生えている黒松の大木の根のためにはらんだり抜け石が生じており、「半解体修理やむなし」との方向性が出された。しかし松坂城表門跡そばにあるシンボリックな黒松とあって、伐採については市民への十分な周知が必要とされた。
 
 同委員会は、松坂城跡の整備、保存、活用についての諮問機関で、城郭史や史跡整備などの専門家でつくる。4月の熊本地震後、大地震の際には城の石垣が崩落する可能性が明らかになり、文化財として伝統工法を守りながら安全性を高めるための検討が必要になっている。
 この日は、本年度の樹木伐採計画の報告と来年度基本設計をする予定の石垣保存修理計画案について協議し、現地視察を行った。
 市教委が、本年度から石垣に影響を与えている表門横の市道に面した高石垣の樹木と景観上影響を及ぼしている松阪公園グラウンド側の城跡内に生える杉の木などの伐採を始めることを報告。委員からは……続きは本紙で