1日600人利用予測が最近は平均50人

2016年9月10日(土) 20:00

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ベルライン

松阪港ターミナルと高速船。12億円以上を投じた事業だが1日平均の利用者は50人ほどになっている=大口町の松阪港で

 松阪市は、12月19日までとなっている松阪港と中部国際空港(中空)を結ぶ海上アクセス「松阪ベルライン」の運航会社との運航契約を更新しない方針を決めたことが、10日までに関係者らの話で分かった。16日に開かれる市議会の全員協議会で市執行部が廃止について説明する見通し。2006(平成18)年の就航以来利用者が減り続け、最近は1日平均約50人程度で、多額の借金を抱えての新たな財政負担を避けるため苦渋の決断をしたとみられる。
 
 松阪ベルラインは、熊本県天草市の江崎汽船㈱が設立した松阪高速船が06年に就航した航路。しかし深刻な経営不振に陥り撤退。09年9月に津エアポートライン㈱が経営を引き継いだ。利用者は10年度の4万4843人をピークに減少の一途。
 15年5月10日からは、利用者の利便性向上と、市所有の高速船2隻のうち「まつかぜ」の廃止による経費削減を図り……続きは本紙で