防災で耐震調査が必要 重点農業ため池優先30カ所

2016年9月8日(木) 20:00

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ため池

来年度からの改修工事に向け、今年度概算設計を行うなど動き始めた白石池=小野町で

 農林水産省が実施した全国の農業用ため池一斉点検の結果、下流に住宅や公共施設などがあり、決壊した場合に影響を与える恐れのある「防災重点ため池」のうち、耐震性能などに関する「詳細な調査の優先度が高い」とされたものが、松阪市では30カ所あった。調査の結果対策が必要な場合は、ハードとソフト面を合わせた防災・減災対策が実施される予定。
 
 点検は、近年の豪雨や大規模地震により大きな被害が生じていることを踏まえ、都道府県や市町村が主体になり、2013(平成25)年度から3年間で行った。堤体の土質、高さや幅、老朽度、構造、池の流域の崩落履歴などの周辺環境、下流状況などを主に目視による点検と、地図、文献などで確認した。
 同市の防災重点ため池は62。うち藤ノ木町の新池、小阿坂町の枳池、八重田町の八重田池、嬉野宮野町の古田池、など30の池が、洪水流下能力や耐震性能などに関して「詳細な調査の優先度が高い」とされた。同市は、全ての防災重点ため池について、既にハザードマップを作り公表している。このうち小野町の白石池については……続きは本紙で