「一見質素だが部材高価」 旧長谷川邸に東海4県から文化財担当者

2016年9月2日(金) 20:00

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長谷川邸_視察

家城さん(左から2人目)から長谷川邸内部の特徴などの説明を受ける文化財担当者ら=魚町の長谷川邸で

 東海4県と4県内の政令指定都市の文化財行政担当者会議が1日、松阪市本町の市産業振興センターと魚町の旧長谷川邸で行われた。愛知、岐阜、静岡、三重の4県と静岡を除く名古屋、浜松の2市から計十数人が集まり、長谷川邸の視察では江戸時代から現代まで続く商家建築の歩みに触れ絶賛した。
 同担当者会議は文化財の保護に関する情報交換などを目的に、東海4県を巡回して毎年開かれている。今回は三重県が受け持ちで、旧長谷川邸が7月25日に国の重要文化財に指定されたことから松阪市が会場になった。
 この日は午前10時から、本町の市産業振興センターで情報交換を行った後、午後2時半ごろから旧長谷川邸を見た。長谷川家が経営していた会社に38年間勤め同家の歴史やしきたりに詳しく、現在は市教委文化課職員として観光客に接している家城和秀さん(62)が案内した。普段公開していない2階部分も視察し、座敷や庭などの様子をカメラに収めた。
 静岡県教育委員会文化財保護課の河合修主幹(48)は「一見質素に見える建物だが……続きは本紙で