多気郡明和町の参宮ブランド擬革紙(ぎかくし)の会(約15人)の堀木茂会長(72)=新茶屋=が27日午後1時、町役場の世古口哲哉町長の元を訪れ、復刻した擬革紙製のたばこ入れを寄贈した。町は特産品として町を訪れる人たちに広く見てもらえるよう展示などを検討するという。
擬革紙は江戸時代に考案されたもので、革そっくりの質感に加工した和紙。江戸時代、これで作ったたばこ入れなどが土産として伊勢参りする人たちに人気だったという。製造技術は一度…………(続きは本紙で)

屋久杉のケースに収められた復刻したたばこ入れを渡す堀木会長(左)=明和町役場で