業者への公開質問状を市長に託す 下蛸路町の牛舎建設、悪臭、騒音、水質など

2016年8月22日(月) 20:00

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牛舎質問状

住民の懸念をまとめた公開質問状を市長に手渡す表会長(真ん中)と永作市議(右)=市役所で

 松阪市の射和、徳和、神戸、田、漕代の5地区の連合自治会と田川の2漁協などでつくる下蛸路町牛舎計画対策協議会(表正会長)は22日午前8時45分、市役所を訪れ、同町での牛舎建設計画について住民の懸念をまとめた畜産業者宛ての公開質問状を、竹上真人市長に託した。
 計画では、兵庫県加西市の藤本畜産(藤本剛造代表取締役)が1千頭規模の牛舎を建設する。隣の南虹が丘町の住宅まで直線で300メートル、上川町の市立徳和小学校まで1・6キロと近く、近隣住民は生活環境の悪化を懸念し反対している。2013(平成25)年に1242世帯分の反対署名を当時の山中光茂市長に、15年に3万841人分の反対署名を鈴木英敬知事に提出。同年10月に同協議会が発足し、竹上市長にも要望書を提出した。
 市が13年6月に開いた環境保全審議会で、同社に対し自然環境に関わる影響について説明責任が果たせる資料の提出と、周辺自治会での住民説明会開催が求められた。これを受け同社は14年12月に環境影響検討報告書を提出している。
 同協議会は住民に情報提供を行った上での説明会開催が望ましいとし、同社の報告書などの内容を検討し、質問状をまとめた。内容は「事業計画」「水質」「騒音」「悪臭」など……続きは本紙で