
早朝の決勝戦にも約300人が集まり、スティックバルーンを手に大声援を送った)=川井町の農業屋コミュニティ文化センターで
リオデジャネイロ五輪は17日(日本時間17〜18日)、レスリングフリースタイル女子69キロ級があり、松阪市高町出身の土性沙羅選手(21)=至学館大4年=が松阪出身選手として初の金メダルを獲得した。土性選手はテレビのインタビューに対し「たくさんの方に応援されて支えられてきたので、そのおかげで取れた金メダルだと思います」と笑顔で語った。松阪からの五輪金メダリスト誕生に川井町の農業屋コミュニティ文化センター(松阪コミュニティ文化センター)で中継観戦していた人たちをはじめ、市民も喜びを爆発させた。
農業屋コミュニティ文化センター(松阪コミュニティ文化センター)では、土性沙羅選手を応援しようと、祖母・佐藤なるみさん(70)や弟・土性蓮さん(19)をはじめ、市民ら延べ800人が訪れ、大声援を送った。
土性沙羅選手応援実行委員会(委員長=谷川憲三・市体育協会会長)が主催、市と市教育委員会が共催した。
午後9時半に開場すると、大勢の市民らが続々と会場入り。試合が始まると、配られた「がんばれ沙羅 世界の頂点へ」と書かれたスティックバルーンを手に、予選では500人の観客が大声援を送り、会場は熱気に包まれた。
18日午前7時半ごろに始まった決勝には300人が来場。序盤にリードを許すと……(詳しい結果は本紙で)