“石造文化財”3例目アーチ橋 瑞巌寺の市道下、江戸前期に建造?

2016年8月6日(土) 20:00

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瑞巌寺

手前が切石造りの板橋、中央が太鼓橋、奥が自然石で造ったアーチ橋=岩内町で

 境内にあるアーチ橋2橋が本州ではめったに見られない自然石を組んだものと今年2月に分かった松阪市岩内町の瑞巌寺の境内でこのほど、舗装された市道の下から新たに同じ時代の物と思われる自然石のアーチ橋が見つかった。アーチ橋は後の時代に一部が積み直されており、それが今地上に見えている太鼓橋と板橋。だが、市道の下にはこの2橋と一体化した自然石のアーチ橋があった。調査に当たっている市飯南教育事務所主幹で統括学芸員の和氣清章さん(53)が見つけた。
 
 瑞巌寺境内では、岩内川とその横の通路に架かる自然石のアーチ橋2橋が、本州では珍しい物と分かり、同町の住民らでつくる瑞巌寺庭園保存会(中西信雄代表)が、境内の石造文化財の価値を見直し地域活性化に役立てようと、案内看板を立てたりマップを作成することを計画している。
 見つかったアーチ橋は、岩内川の下流の瑞巌寺参道入り口にある。市道の橋と平行し、太鼓橋と板橋が並んで見えているが、市道の橋の下の川から見上げると、上から見えている2橋と……続きは本紙で