
約20メートルにわたって描かれた絵を前に笑顔を見せる前川さん=阪内町で
田んぼを獣害から守るため、今年2月にアーチを連ねたトンネル状の入り口などを備えた竹製のユニークな柵を作った松阪市阪内町の元会社員・前川富男さん(65)がこのほど、柵に孫や地域の子供たちが絵を描いたトタン板8枚を取り付けた。田んぼは道路沿いにあり、道行く地域の人たちから「にぎやかになった」と好評だ。
昨年末に鹿やイノシシが田んぼに入り込んでいるのを発見。景観を害さずに獣害対策をと、アーチに鹿が嫌がるというゴーヤーをはわせたり、グレーチングに似せた床を作るなど、オリジナルの獣害柵を作った。
柵にはトタン板を張り付けたが、「もっとにぎやかにしたい」と……(続きは本紙で)