明治の米蔵、保全に補助 市の認定第1号に 旧橋善米店、歴史と工法に価値

2021年10月25日(月) 20:51

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 松阪市本町にある旧橋善米店の1912(明治45)年築の前蔵がこのほど、「市歴史的まちなみ修景整備事業補助金」の「歴史的建造物の全体修景整備」の第1号に認定された。2012(平成24)年に始まった同事業ではこれまで要件の緩い「一般建造物」で9件の実績があったが、建物としての伝統的価値などが求められる歴史的建造物では初の事例となる。
 
 同町の橋本英一郎さん(87)所有の前蔵は米穀業の廃業後、倉庫として事実上の〝空き家状態〟となっていた。近年では一級建築士有志団体・松阪建築家クラブ(宮本公夫会長、正会員6人)が旧参宮街道沿いにある明治~大正期の土蔵という点を歴史的に評価。建物の保存と活用に配慮した改修を経て今春からは喫茶店「pieceピース cafe&store」(竹守みどり代表)が営業している。
 同事業は市に残る歴史的な景観…………(
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211025明治の米蔵、保全に補助

外壁しっくいの塗り直し作業が進む米蔵=本町で