高利の母は丹生村出身 中興の祖 豪商・三井家 来年の生誕400年向け知名度アップへ

2021年7月31日(土) 20:55

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 豪商・三井家中興の祖・三井高利の、来年の生誕400年に向け、実母であり、高利の商才の礎を築いたとされる丹生村出身の三井殊法(しゅほう=1590~1676年)に脚光を当てる取り組みが、生誕地の多気郡多気町で始まっている。勢和地域の観光振興団体・勢和農泊推進協議会(北川静子会長、約10人)は定期的に勉強会を開催しており、町も〝隠れた偉人〟に関心を示している。同協議会では「地元でもあまり知られていない人物。まずは町民に知ってもらいたい」と話す。
 
 殊法は水銀採掘で栄えた丹生村の出身で13歳で三井家に嫁いだ。「商売記」(三井高治著)では、「若い時分より天性商心、始末、費えをいとい、古今めづらしき女」の評。同書には「質素倹約」の原体験ともされる壊れたひしゃくを再利用する母子の逸話が残るなど、高利の経営哲学にも影響を与えたとされる。三井グループの三井広報委員会でも…………(
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210731高利の母は丹生出身

永井家跡地に残る石碑=多気町丹生で