松阪市垣鼻町の県立松阪高校(森山隆弘校長)1年7組(理数科)の40人は、昨年6月にみんなで撮った写真を元に、色紙を貼って作った11万6640ピクセル(升目)のモザイクアートを完成させた。コロナ禍のため全員で一つのことに取り組む行事が何も無かったが、協力し合い、1年生の思い出をつくった。
入学して間もなく新型コロナウイルスで休校になり、交流を深める機会になる遠足も中止になった。再開後の6月は学習の遅れを取り戻すために勉強の日々が続いた。
気になった担任の平浩幸教諭(40)が、ホームルームの時間を利用して学校の周りの散策に誘った。そのときわいわいと歩きながら、途中で集合写真を撮った。
平教諭は、みんな…………(続きは本紙で)

完成したモザイクアートを披露する1年7組の実行委員メンバーと平教諭(左)=垣鼻町の松高で