多気郡大台町薗の県立昴学園高校(中村聖一校長)の環境技術系列の3年生14人は、21日午前9時半から同所の奥伊勢フォレストピア近くの山林でキノコの植菌と仮伏せを体験した。実技を通したキノコ栽培を学ぶのは初めて。
この授業は、町森林課が、森林利用林産物開発支援事業の一環として、林産物利用の授業でキノコ栽培を学ぶ同系列の生徒により深く理解してもらおうと学校に声を掛け、実現した。
この日は、キノコの人工栽培研究を業務の一つとする津市の三重県林業研究所主任研究員・井上伸さん(32)、大台町江馬の宮川森林組合の…………(続きは本紙で)

工具で穴を開けた原木に金づちで駒菌を打ち込む生徒=大台町薗の奥伊勢フォレストピア近くで